【No.12】
幸福:[名・形動]満ち足りていること。不平や不満がなく、楽しいこと。また、そのさま。しあわせ。
生徒は『学び合い』を通してどの欲求を満たすのだろう。
社会的欲求、尊敬・評価の欲求、自己実現の欲求、自己超越であると考える。
つまり、精神的欲求を満たすことができると考える。
自分の経験を振り返ると、うまくいっていなかった『学び合い』は精神的欲求以前に物理的欲求が満たされていない状況であった。
この部分は教師が積極的に出て、環境を整えるべきであると考える。
学級・授業開きしかり、2学期のスタートしかりである。
1学期は自分のブレない思いを熱く語ることが多い。「みんなの幸せを願っているんだ。」という思いである。そうやって環境を整えてきた。
行事が多い2学期は生徒の気持ちが浮つきやすい。
1学期順調にきていたとしても、任せっぱなしでは育つものも育たない。
出過ぎず、引き過ぎず。
2学期の語りは「評価」と「将来像」を意識した語りを増やす計画である。
教師の見取りとあり方が問われる2学期がもうすぐ始まる。