平和

【No.273】

 

東北一周の旅ではずっとラジオを聴いていた。

 

その土地の文化に触れる機会の一つだと思っていたからである。

 

当たり前だけど、新鮮だったのが、「地元チーム」を応援することである。

 

宮城県のラジオではベガルタ仙台楽天ゴールデンイーグルス

秋田県では、ブラウブリッツ秋田

群馬県では、ザスパ草津

など、それぞれ「地元チーム」をひいきして放送している。

 

もちろん、他の土地でも同じである。

 

国と国。宗教と宗教。政治と政治。

 

そりゃ信じるもの、応援するものが違えば衝突はある。

 

「自分たちの世界からしか見えないから」敵を倒すことで自分たちの強さを誇示する。

 

世界の戦争でもスポーツのぶつかり合いで起こることも同じだと感じた。

 

正義と正義のぶつかり合い。

 

スポーツが完全なものとして扱われているのは「相手をリスペクトする心があるから」だと思う。

 

でも、戦争地域に「相手をリスペクトしよう」何て言っても無駄だろうなあ。

 

平和って難しい。