【No.361】
校内研修で学園祭の話をしていた。
「学園祭で伸ばしたい力」がテーマで掘り下げでいたが、なぜか腑に落ちない感覚だった。
その後も理由を考えていたが、モヤモヤの理由がわかった。
自分は「学園祭で伸ばしたい」「クラスを高めたい」という感覚は薄いと感じている。
もちろん成長させるチャンスであるのはわかっている。
しかし、11月くらいともなるともう学園祭の計画、準備、運営…は全てそれまでの積み上げの「結果」であると思っている。
「学園祭だから〇〇しよう」なんていうのは違う。
今までの延長線上に「学園祭」がある。
学園祭でどんな動きをするかは自分の今までの学級運営の振り返りになるし、時には残酷な現実を突きつけられることもある。
少なくとも年間を通して考える人にはそんな位置付けなのではないだろうか。