【No.456】
昨日授業中にうるさかったクラスがある。
「うるさい」と言えども、別に崩壊のレベルではない。
「みんなが気持ちよく学習に向かえる環境」ではなかったというレベルである。
もしかすると、あれが「元気のよさ」と勘違いする先生もいるかもしれないくらいである。
でも、授業の終わりにありのまま感じたことを伝えた。
今日の授業は激変。
しっとりと確実に目標に全員が向かっている。
最後に「昨日と今日の違いはわかるかな?」
と問いかけた。
ある生徒が「静かでした」と答えた。
「そうですね。でも、誰も喋らずしーんとした状態であったわけではありません。聞きたいところは質問するし、それに対してアドバイスもする。授業中に立ち歩きもする。でも、静かだと先生も思いました。『誰も喋らない』=『静か』でないです。『自由に話している』=『静か』は実現できます。明日からの授業も楽しみにしています。」
と伝えた。
生徒はいつでも変われる。
こちらの見方次第である。