構え

【No.912】

 

授業見学に来てくれた先生方との協議でどのような話が出たのかを生徒に話した。

 

最大限伝えられる範囲でありのまま伝えた。

 

生徒もどんな風に見られていたのかが気になるようで、真剣に聞いていた。

 

その後、『いつも通り』の授業をした。

 

ちょっと成長したかなって思える生徒が、片手で数え切れないほどいたのは嬉しい。

 

(まああれは見学に来られた方向けの姿だけどね)といった様子の生徒も2人ほどいたが、それもそれ。

 

その生徒もそのときの授業は緊張感をもって取り組んだのだろう。

 

数年前の自分ならその態度にストレスを感じていたと思うが、最近はそれを感じていない。

 

「だってそれがあなたでしょ」と構えていられる。

 

授業の軸足が生徒にあり、信頼していると落ち着いて見守れる。

 

そして、冷静な頭で語りができる。

 

ちょっとは自分も成長しているのかな。