難しさ

【No.1063】

 

数学の授業をしていて授業のスタートで語りをすることがある。

 

内容によっては「しーん…」となり、授業が進んでいく。

 

「そういう日があってもよいか」くらいに考えていた。

 

そのような話を英語科の教員としていたら「それはありえない」と言われた。

 

「授業の雰囲気が落ちてしまうと、コミュニケーション活動が死んでしまう。音読すらままならないことにもなりかねない。」

 

とのことだった。

 

その教員はどうしても伝えたいことは授業の最後にし、次の授業の変化に期待しているようである。

 

自分は生徒のために語っていると思っていたが、そうではないのかもと感じた。

 

「生徒のために」って本当に難しい。