【No.976】
休校中にやることは、授業(数学・道徳)の教材づくりを軸に、休校明けからの布石の打ち方を考える。
全国でもこれだけ長い休校を経験した教員はあまりいないだろう。
被災した地域の教員の方が乗り越え方を知っているのかもしれない。
そういう方の意見を聞いてみたい。
とにかく、生徒の心は学校から遠のいている。
「学校モード」になるには何から始めるべきか慎重に考える。
それと同時に、生徒は「学校での学びベース」から「学習環境は学校に限らないステージ」へと変容しているのかもしれないと少しばかり期待している。
そういう種を蒔いてきたつもりである。
学習者が自分の学びに責任ももっていれば、学校での学びは手段の一つでしかない。
その視点からも、学校でやれることは何か見つめることができる。
いかに種を蒔けるか。
その種は魅力的なものか。
その種が育つ土地は耕せているか。
栄養は十分にあるのか。
自分自身に向けての問いは尽きない。
時間ができたとはいえ、限られている。
教員もパワーアップするチャンスを生かす。