【No.981】
今日は数名の教員と一緒に「明日の教室」のDVDを観た。
中村健一先生の回である。
若い教員を中心に声を掛けた。
休校となっているが本当はこの4月は死ぬ気で頑張らなければならない時期である。
「学校が再開して生徒が来てから色々と一緒に考えてやっていきます」なんて聞こえのよいことを言っている場合ではない。
作戦を練りに練って生徒と関わるべきであると考えている。
自分の経験からも4月の失敗はどう頑張っても取り戻せない。
しのぐしかない一年になることも容易に想像できる。
その時間は辛くて本当に長い。
大きな荒れは無くとも、静かな荒れが起き、いつの間にか「こんなはずでは…」となってしまうのも恐い。
むしろ「こんなはずでは…」と、気づけるのはまだよいのかもしれない。
毎年同じような経験を重ねてしまい「こんなもんか…」となってしまっては悲し過ぎる。
動画を観終わった後の反応はもう少し期待していたが、経験が浅く中村先生の言葉が十分に理解できていない人もいるのだろう。
具体化できていないからピンとこない。
でも、確実に種は蒔けた。
「そういえばあのとき…」と気づくきっかけにでもなれば幸いである。
次は金曜日。
楽しみである。