アドバイス

【No.825】

 

生徒指導から生徒支援へ。

 

先日の後輩の生徒の見取り方、生徒へのかかわり方を見ていて、ふと思う。

 

生徒を1年間管理するには最初の3日間のうちどこかで「厳しく指導するとよい」と教わった。

 

教員と生徒の立場をはっきりさせると共に「怒ったら怖いぞ」と知ってもらう。

 

経験を積めばある種のパフォーマンスであるが、これがどうしても苦手な人がいるのも事実である。

 

厳しくできる側からは「あの先生は甘すぎる」「だから生徒は勝手なことをするんだ」という目が向けられる。

 

でも、徹底的に「生徒支援」を追究すれば生徒との距離感だって保てるし、厳しい口調でなくても、生徒の心に響いて伝わる。

 

安易に「教員として厳しい側面も見せた方がいいよ」とアドバイスしていたが、それは違うような気がしている。

 

その教員らしさが発揮される方法を一緒に考えていく。