C案

【No.1176】

 

今日も学年部会を行った。

 

大人しく、なかなか意見を出せていなかった人もだいぶ積極的になってきた。

 

よい傾向だ。

 

今日も感じたが、大人と子ども関係なく最近よく感じるのは、意見が割れたとき無意識にすぐ「折衷案」を考えようとする傾向があることである。

 

A案とB案があった場合、二項対立を避け、両方が満足する間を「すぐに」探す。

 

これは新たなC案を探すことが正義だと学習してしまっているからだと考えている。

 

A案とB案のそれぞれのよさや問題点を出し尽くした先によりよい新たなC案が生まれる。

 

その出し尽くす過程をすっ飛ばして、すぐにC案を考えるのはベストな案にはならない。

 

これは自分の指導実践の反省すべきところでもある。

 

「みんなが納得すること」を強く求めることがその弊害を生んでいた。

 

反省している。

 

まずは自分(たち)で考えた最初の案を大事すること、そして、じっくり練り合うことに重きをおいていく。