【No.1109】
何故二項対立でしか考えることができないのだろう。
二項対立では、みんなが納得する結論にはたどり着くのは難しい。
何故そうなのだろうかと考えてみると、自分たちが受けてきた教育なのだろうと考えた。
自分が学生の頃は「ディベート」が流行った。
肯定派と否定派に分かれて話す経験を何度もした。
学級会でも自分の担任だった人で「A案でもB案でもないC案をみんなで探すのが大切だ」と教えてくれたのは1人である。
こういった教員には出会えるのはかなり希なのかもしれない。
大人になっていく段階で余計に頭が固くなっているようにも思うが…。
だからこそ、自分の周りから変えていく。
話し合いの目的を明確にして、話し合い方を学ばせる。
これは女子の人間関係改善にもつながると考えている。
ある生徒と仲がよい・悪いでグループを作る。
これも二項対立の構図である。
新しい案を見つけていく「仲間」という価値観が広がるように指導していく。