【No.1406】
「ゆとり」と「強制」はどちらがよいではなく、バランスが大事なのだと考えている。
ゆとり賛成派は「強制されるのなんて嫌」だと言う。
強制賛成派は「ゆとりなんて人間をダメにするだけだ」と言う。
二項対立になりがちなこの2つを共存させた研修をしたいと考えている。
実は『学び合い』もゆとりがあってさも何でもできるものだと考えがちだが、あの授業に参加している時点で『学び合い』をすることはある意味「強制」させられている。
こちらとしては「強制」だと感じないように「トク」の語りをしたり、生徒の事実をありのまま伝えたり工夫する。
学校の定期考査だって「強制」である。
でも、こちらが計画的に目標設定をさせ、チャレンジの1つとして捉えさせれば、「強制」の感触は変わる。
どのような価値を生み出すかで、その環境の解釈が変わる。