語り

【No.277】

 

今日は点数がいまいちだったクラスのスイッチを入れた。

 

ゆっくりと問いかけ、心のエンジンを回して行くイメージで今年度始まって一か月を振り返った。

 

「数学が苦手」という子はどこにでも一定数いる。

 

そういった子たちで集まり短期的な「安心」を手に入れていてよいのだろうか。

 

そういった話をした。

 

その後の授業はものすごくよかった。

 

全員が主体的である。

 

ものすごくよかったから、ものすごく褒めた。

 

「自分たちもやれるぞ」

 

という思いをもってほしい。

 

そして、授業が終わり担任に「生徒のスイッチを入れたよ」

 

と伝えた。

 

すると「点数が悪かったからゲキを飛ばしたんですか?」

 

と返ってきた。

 

そんな煽りは効果がない。

 

自信をもって言える。

 

もっと必要な語りをした。

 

自分のクラスではないが、教え子が伸び伸びと成長する姿は見たい。

 

自分とかかわる人が幸せになれるように…。

 

あ、そうすると同僚にも働きかけないとな。