転出

【No.751】

 

今日は転出する生徒と保護者と三者面談を行った。

 

事実上最後の面談である。

 

保護者の強く温かい思いと生徒の純粋な思いは始めすれ違っていた。

 

このまま転出してもプラスに働かないなと思ったので、話をつなぎながらお互いの方向性をそろえていく。

 

転出の方に話が進むので、担任としては寂しいが、最後に背中を押したいという気持ちから話を進める。

 

新しい選択をするのは不安がつきもの。

 

不安があるのは挑戦している証拠である。

 

その不安を「見通し」「やりがい」「自分に合っている」などの観点から少しずつ減らしていく。

 

面談のスタートは浮かない顔が見え隠れしていたが、最後は自分から転出先で頑張ることを言えた。

 

自分の目で成長を見ていきたかったが、仕方ない。

 

あとは、成長を願うのみである。