【No.1155】
職員室の雰囲気って大事だなあと思っている。
助け合いもあれば、愚痴り合いもある。
授業づくりや学級経営の話もあれば、ただの雑談のときもある。
「〇〇じゃないとダメ」と思っていると苦しくなる。
自分の興味のない話があっても「そんなときもあるよね」くらいに話半分で聞く力も大事である。
意外と真面目に働いている人こそ苦しくなる。
「何で愚痴ばかりなの?」
「何で生徒のことそんなふうに言うの?」
「何でもっと努力しようとしないの?」
この思考のサイクルに入ると職員室がたまらなく嫌になる。
でも、これは学校が変わってからといって改善される保証はない。
結局は自分の距離の取り方次第である。
特に若い教員はうまく距離を取れればオッケーである。
しかし、中堅・ベテランはそれでは不十分である。
職員室の雰囲気に気を配る責任があると考えている。
だから、自分の周りだけはそういう温度差が生まれにくいように調節しているつもりである。
管理職や学年主任がこういうことを意識すれば職員室の雰囲気は変わる。
そして、職員室の雰囲気が変われば、学校が変わる。
そう信じている。