【No.1363】
先週の道徳は3クラスのメンバーを完全にシャッフルして行った。
・生徒からやってみたいという声があったこと
・他教科ではクラスの枠を越えたメンバーで学んでいること
・学年全体で誰とでも関われるようになってほしいという教員側の願いがあること
など、実施の理由はあった。
1年間の道徳を通して、クラスの文化が育まれる側面があるのは理解している。
道徳は「担任がやるべきだ」という意見があるのも理解している。
自分も担任時代はそれくらいの気概をもって道徳の授業に励んでいた。
しかし、学年で「やってみよう!」と前向きにチャレンジすることになった。
生徒は新鮮な環境でよく学んでいたと思う。
一定の成果はあると手応えを感じた。
しかし、シャッフルは一部の生徒には必要感がなく、固定化されたメンバーでの関わりで終始してしまっていた。
ただ、工夫すればもっと面白い動きが出てくる可能性は感じた。
同じクラスで1年間通すだけでなく、学年全体での道徳やシャッフル道徳などバリエーションも扱う内容によって変化させてもよいのかと考えている。
担任だけでなく、学年全体で生徒を育てる方向性にもつながる。
今回は挑戦的に取り組んだが、次年度は計画的に取り入れてみる。