【No.1967】
2学期の中間考査があった。
他学年の同僚が自分の担当の生徒のできに落胆していた。
「自分の教え方がダメなのだろうか」
「作成したプリントがダメなのだろうか」
「授業構成がダメなのだろうか」
と、悩んでいた。
そもそもそのように悩んでいる時点で素晴らしいことだと思う。
「生徒が勉強してないからだ」と生徒のせいにすることなく、改善のベクトルをちゃんと自分に向けている。
これが何より生徒のためになる。
その教員はまだ20代である。
30代だって同じように悩んでいるんだから大丈夫だ。笑
自分の採点を放っておいて、改善できそうなことをあれこれ話す。
自分はよりよくなろうとする人が好きなのだと思う。
自分のことを振り返るよい機会になった。