一手

【No.2116】

 

改めて今年度担当している生徒は完全に学習を放棄している生徒がいない。

 

気持ちの浮き沈みは多少あれど、慢性的に学習をしない生徒はいない。

 

どこかで少なくとも「やらんといかんなあ」と思っているようだ。

 

そもそもこの学校を自分で選んで入ってきたのか、親に言われて入ってきたのかでは大きく違う。

 

親に言われて入った生徒は、入学が決まった瞬間から学習を放棄してしまう人もいる。

 

そこからその気にさせていくのはなかなか大変だ。

 

時間のかかる生徒もいれば、ずっとエンジンのかからない生徒もいる。

 

でも、今年はそれがない。

 

今年度は特に学問の学習以外の部分を充実させた。

 

楽しいこと

自分の将来につながること

他者とつながること

 

何か1つの要因ではなく、この一年の一つひとつがじんわりと効いているのだろう。

 

これからまたどんな手を打っていくのか考えるのが楽しい。