伝えること

【No.605】

 

勤務校は明日が始業式である。

 

教室の整備をしたり、黒板にメッセージを書いたりと最終チェックを行った。

 

ある教員の黒板メッセージを読むと、

 

「〜していきましょう!」

「〜なりましょう!」

 

という文が並んでいた。

 

「書いている方向性はよいが、すべて指示になってしまっているよ。教師としての想いを何か書くといいと思うよ。」

 

と伝えた。

 

その教員はちゃんと想いを伝えていると思っていた。

 

学級通信もその書きっぷりである。

 

具体例を挙げて伝えてみると納得していただけた。

 

また、始業式から「仕掛け」を作っていけるよ。とも伝えた。

 

褒めるポイントを自分で仕組む。

 

これはなかなか気づかない視点である。

 

教員の仕事って考えれば考えるほど深い。

 

自分は伝えることが多くなる一年だが、その分学ぶことも過去最大になりそうである。