【No.864】
NHKの奇跡のレッスンを見ている。
スキーを教える話である。
一貫して「教えない」を実現している。
お手本を見せたり、遊びの延長のような環境を作ったりして「自分で見つけた」ような感覚にさせる。
やはり子どもは自分で試行錯誤して進めていく。
やれそう、やりたいなどの気持ちをくすぐる絶妙な練習のレベルを構築するのが難しそうである。
ただ、この番組に出てくる子は「スキーをしたい」が前提にある。
「数学をしたい」と思える子ばかりではない環境で「教えない」を実現して子どもにつかませていく。
そのベースにあるのは「安心感」と「好奇心をくすぐる課題」である。
単調になりマンネリ化することがないように課題づくりを考えたり、問題を解く価値を伝えたりする。
意欲が続くようにしていく。