再開

【No.990】

 

ある学校の校長が「生徒の大事な学校生活を送らせてあげたい」という理由だけで学校を再開しようとしているらしい。

 

無策なまま職員に「何とかしろ」だそうだ。

 

このご時世、まだそんな人がいるなんて…と思う。

 

周りはたまったもんじゃないだろうなあ。

 

「命懸け」どころか「命賭け」である。

 

その「賭け」は見えない、解決方法もわからない賭けである。

 

もしものことがあって「ごめんなさい」では済まない危機感はあるのだろうか。

 

ニュースでやっていたが、全国の私立学校は82%が休校しているようである。

 

18%の私立学校の教員はどのような気持ちで働いているのだろうか。

 

恐ろしい。

 

確かに再開のタイミングは難しいのは理解できる。

 

だからこそ、具体的で実現可能な対策を打ち出す必要がある。

 

校長には「学校運営」の責任がある。

 

生徒・保護者・教職員が安心して過ごせる環境を提供すべきである。