【No.1000】
今日で一つの節目となる1000日目だ。
ブログを始めるきっかけは『学び合い』の全国大会に行き、インプットばかりでなく、アウトプットの必要性を感じたからである。
それまではインプットは頑張っていたけれど、アウトプットとなると、どうしても自分の言葉ではなかった。
だから、とりあえず毎日自分の言葉を外に出すことを心掛けた。
学校がない日、それこそ旅行に行っているときでも書いた。
現在正直なところ「書くことが当たり前」とまでにはなっていない。
日によっては重い腰を上げて書く。
また、内容もまだまだ日記レベルである。
すらすらと言葉が出る人をうらやましく思うときもあったが続けた。
1000日経ってみてもちろんよかったこともある。
教育の話題に対して共感することはあっても「同感です」と他人の言葉を丸々いただくことが無くなった。
自分が言語化できていないことを他の人が綺麗に言葉にしてくれることはある。
しかし、それをそのままいただくことはしない。
同じ言葉であっても、その人の経験から生み出されたものと自分の経験から出たものは違う。
だから、自分の歩んできたものや理想とするものと結びつけて使う。
これは大きな変化である。
1000日前は「本に書いてあること」が出典だったのが、今は「自分の中にあること」が出典である。
書くことによって自分がつくられていくことを実感した。
セミナーに参加して他者と話し合うことでも、自分の価値観を見直すきっかけになる。
しかし、それだけでは足りず、やはり書いて自分の中にあるものを整理することが大事である。
これからも続けていく。