【No.1231】
「車が欲しいなあ」と思っていたら、日々の生活で他の人の車を自然と探すようになる。
「家を建てたいなあ」と思っていたら、日々の生活で他の人の家を自然と探すようになる。
人間は関心のあるものの情報を集めるようになっているようだ。
「かっこいいホイールにしたいなあ」と思っていたら、日々の生活で他の人の車のホイールを自然と探すようになる。
「ウッディな外壁の家を建てたいなあ」と思っていたら、日々の生活で他の人の家でウッディなものを自然と探すようになる。
人間は関心のあるものが具体的になれば、その情報を集めるようになる。
ぼやっとしたものであっても、より具体的になっていてもその労力に差はないように感じる。
学習でも同じだろう。
自分の求めているものがより具体的になればなるほど、それについての情報が集まってきやすくなる。
そして、どこまで具体化できるかは、自分でその課題を解決しようとしているかが大きく影響する。
その環境をつくり出すのは、教員の役目だろうなあ。