【No.2004】
機会平等が主体性を奪っている。
必ず順番が回ってくる。
とか
必ず◯回挑戦できる。
は、確かに安心感はあるのかもしれないが、逆に言うと待っていてもチャンスが必ず回ってくる。
そして、◯回以上は挑戦できないということである。
うまくなりたい、できるようになりたい人はどんどんチャンスをつかみ取れる環境の方が、自然だ。
例えば、
サッカーのシュート練習は◯回とは決まっておらず、シュートしたボールを取ってきて、すぐに列に並べは他の人よりも多く練習することができる。
でも、いざ試合形式の練習となると勝ち残り制度はあれど、基本的には順番に試合が回ってくる。
休んでいるチームもやりたければ、交代のタイミングにすぐにコートに入って練習すればその分たくさん試合ができる。
そういうメンタルの貪欲さは主体性につながる。
よかれと思って順番に取り組ませているものは実は主体性を奪っている可能性があることにも注意を払っていく。