【No.1360】
生徒でも教員でも理想通りの完璧主義者が一定数いる。
取り組みへの熱量は尊敬に値する。
それだけ一つのものに固執して行動するのは自分にはない(できない)感覚なので、素直にすごいなと思う。
やることも丁寧できれいである。
しかし、うまくいかなかったときの反動はとても大きい。
他の担当していた役割が手につかなくなったり、酷いと休むことになる。
自分はというと計画の8割できていればその取り組みは成功したと思っている。
6割でも「まあ合格かな」という甘々の基準である。
周りからはテキパキと仕事をしているように見えているが、意外とこんなものである。
このくらいの気持ちでいると仕事が続く。
ここぞというときにエネルギーを発揮して、自分で波をつくれる。
ずっと高いエネルギーで仕事をし続けているとその以上の波をつくるには明らかにオーバーワークである。
その短期的な部分を切り取れば素晴らしい成果なのかもしれないが、長期的に続けられるものではない。
教員という仕事に限らずそうではないだろうか。
年収が高くても残業が常態化し、プライベートなんてないようなものだという生活をしている人がいる。
その人たちはそれを望んでいるならばそれでよいと思っている。
自分にはできないなあと思う。
常に100%でって聞こえはいいけど、人間だから…ねえ。笑