【No.1032】
「生徒は真剣に取り組んでいるのに、教員の体たらくで生徒の足を引っ張るのは『恥ずかしい』『申し訳ない』と思うのが普通だと思うんだけどなあ。『何で仕方ないや』『何とかなったしいいや』って顔で居られるのだろうか。」と、思うことがこれまで何度かある。
そういう人に限って、下手に責めると「教員は仲間じゃないのか」「人の失敗を責めるのか」と逆ギレする。
こういう人は、教員特有のものではなく残念ながらありふれたものなのだとそれ以上エネルギーを使うことはせず、そっとしておく。
でも、これまではそれが歳上ばかりだったのでそれでよかったが、自分も少し歳を重ね、歳下でもそのような人がちらほら出てくる。
せっかく教員の仕事をしているので、やりがいや楽しさを感じてほしい。
何かうまく伝える方法はないかと試行錯誤している。
自分の経験上、ベテランから言われると「ご指導」という感覚になり一方通行な印象になってしまう。
30代だからこその距離感で伝える方法はないかというのが最近の大きな関心ごとである。
早く学年主任を任されたからこその悩みだと思って取り組んでいる。
とりあえず「自分も試行錯誤中だけど、今のベストの考え・方法はこんな感じかなあ」のようなスタンスで伝えていこうかなと思っている。