【No.1357】
授業では単元の全体像やそれにかけられる時間など大枠を伝えるのは、生徒が主体的に学んでいくために必須だと考えている。
教員によっては生徒の様子によって次の授業にも本時の延長をしたり、試験の範囲を変えたりする人がいる。
あくまで「善意」である。
しかし、これをすると生徒はどうしても受け身になる。
どのような授業をするかの最高決定権は教員にある。
だから、好き嫌いあれど、生徒は従うしかない。
その権力を持っていることを自覚し、生徒一人一人にとってどんな授業が最適なのか常に考え続ける必要がある。