【No.1483】
今日は実習生の研究授業だった。
その後の他の実習生を交えての検討はあっという間に2時間の話になった(自分が一方的に話していたわけではない)。
共通する実習生の悩みが「〇〇先生(指導教官)に教えてもらっていると、〇〇先生の下位互換の授業をしているだけで、自分がやる必要はないんじゃないかと思ってしまう。」とのことだった。
確かに指導教官の色に染まるのは仕方ないといえばそれまでである。
でも、「自分が自分の授業をしたい」という意志の現れでもあった。
その気持ちを最大限尊重した関わり方が現職のやるべきことなのかなと思った。
今年度は指導教官としての関わりではなかったが、次年度以降はわからない。
自分の考え方や軸の部分は伝えるが、授業者が生き生きしていなければ、授業は満足できるものになるはずがない。
…ああ、これは実習生との関わりだけではないな。