【No.926】
生徒を指導する際、基本的に個人、また関わった人を呼んで場所を変えて指導する。
その指導を聞いている・見ているまったく関わりのない生徒は、ただただ不快な時間を過ごすことになるからだ。
自分が学生だったころは見せしめのようにクラス全体を巻き込んだ指導はとても苦手だった。
だから、個別に呼んで指導する。
しかし、ここ最近それでよいのかと思い始めている。
問題を起こした生徒を利用する訳ではないが、指導の方針・大事にしていることを生徒に周知させる効果は期待できる。
別に怒鳴るつもりはない。
淡々と何が問題で、何を改善すべきで、どのような行動をこれから取るのかを確認する。
これを他の生徒がいる前で行う。
特に年度始めには何度か取り組んでもよいかと思っている。
あとは各学期に1回くらいかな。
何が何でも瞬間的に指導する人もいる。
でも、それだけでは集団づくりはできない。
真面目にやっている人が不快な気持ちになる機会は極力無い方がよい。
ある種のパフォーマンス的な指導も1年間の中で仕組んでいく必要がある。