熱中

【No.1661】

 

数学が面白いと思える生徒は一定数いる。

 

でも、その逆にどうしても数学が面白いと思えない生徒も一定数いる。

 

これを自覚しないといけない。

 

「嫌だなあ」とか「好きになれないなあ」と思いながら取り組んでいる生徒がいる。

 

自分だって全ての教科が好きだったわけではない。

 

でも、「それなりに」やっていた。

 

そういう生徒を数学好きにしたいとは思わない。

 

もちろん数学には数学の魅力があるし、好きになってもらえたら嬉しい。

 

数学の魅力を感じられる授業づくりもしているつもりである。

 

でも、そもそも何かを好きになり、熱中するってものすごいことだ。

 

あれもこれもハマって熱中できる人はそうそういない。

 

だけど、数学ができないから何かを諦めるようにはなってほしくない。

 

だから、数学の力は何とかつけられるように工夫する。

 

それが今の自分の教科教育のスタンスだ。