【No.1909】
自分の息子は一歳半を超えてもなかなか歩かなかった。
高速ハイハイで、やってもつかまり立ちだけだった。
靴を履くのもとにかく嫌で、ずっと裸足だった。
でも、あるとき急に靴を履いて歩き出した。
本当に何がきっかけかわからない。
歩き始めたら歩けるのが楽しいのかずっと歩きたがる。
これは学生でも大人でもあるのではないだろうか。
ブレイクスルーするまではなかなか目に見える結果が出てなくとも、一度抜けると一気に状況が変わる。
成長してもじっくりと待つ姿勢は必要なのだと思う。
そして、無理矢理歩かせるのも違う。
つまり無理矢理勉強させたり、仕事をさせたりするのも違う。
人はいつから無理矢理させるようになるのだろうか。
周りとの差が気になって「できていないこと」に着目するようになるのだろうか。
息子の成長と共に考えさせられる。