【No.1595】
ずっと「大変だ。キツ過ぎる。」などと、愚痴を吐きながら働いている中堅・ベテラン教員がいる。(今の職場に限るわけではなく、一般的な話である。)
頑張って仕事をしているのだろうし、その人なりのストレス発散方法なのだろうが、あんまり喜ばれるものでもないよなあと思っている。
まず、その姿を見て後輩が続けたいと思わない。
そして、その人の仕事ぶりを見ていると、仕事を人に任せられない。
役割分担はしているが、全て自分の判断を入れようとする。
だから、30のエネルギーを使う仕事を渡したのに、結局は25くらいのエネルギーを自分が使わなければならなくなる。
そういう人は、後輩に任せて育てる視点がない。
そういう仕事の任せ方をしていると、後輩もその先輩の許可をもらうことが仕事になってしまう。
目的のすり替わりである。
どういう先輩に出会うかは、後輩の成長にはとても重要だよなあ。