【No.918】
今朝NHKでブラック校則について議論(?)されていた。
アナウンサーが学生とやり取りを行う。
校則が無ければ考える力が伸ばせる…?
校則の歴史を辿ることでブラック校則の実態が見えてくる…?
教員はとにかく忙しいから校則を守らせるので精一杯…?
「なんじゃこりゃ」って感じ。
校則があってもなくても「生徒が考える機会」を整えているかどうかが重要。それには教員も「考え、実行すること」が大切である。
歴史については「へー」って思う部分があったが、その体質は変わりつつある。特に若手教員はよくも悪くもこれまでの教育に縛られていない。これを生かす方法を考えよう。
2000年ごろに「マニュアル化」が進み、一定の教育をどこでも実践できるようになった。若手には1つの指標になったかもしれないが、確実に「個性」は失われた。これが余計に「教員の多忙感」を助長しているように感じる。得手不得手をお互いに理解して支え合う「チーム性」は希薄になりつつある。これに「待った」をかける本もいくつか出ている。特に中堅・ベテランの教員にもっと広まるべき視点だと考えている。
最近は教員の仕事は「部活動大変」「仕事が多過ぎ」「ブラック」「実態なき働き方改革」「不祥事」「教員不足」「負の連鎖」…。
暗い話題しか無いのだろうか。メディアは特にこのネタを楽しみにしており、想像で話す人もいる。そんなものが全国に流れ続けていたら日本に未来はあるのだろうか。いや、無い。
学習・文化・運動・奉仕活動・課外活動など活躍し、明るい話題も多いのは事実である。
そういう話題を目にする機会を増やしたい。
「桜を見る会」とかどうでもいい。
「ヤジが不適切」とかどうでもいい。
「教員の不祥事」とかどうでもいい。
とにかく日本の未来を明るくするために各所で口ではなく、頭と体を働かせましょう。