【No.1107】
生徒の学力を伸ばすために「家に帰らせない」
生徒の学習を促すために「罰を与える」
生徒のやる気を引き出すために「激しくののしる」
こんな教育が令和の時代にもあちこちで行われている。
これは生徒のためではない。
「体罰」である。
教育に「厳しさ」は必要であるが、それを示す方法として上記は明らかに不適切である。
10年前は「指導力不足教員」が話題になった。
その時は「学級を崩壊させた教員」や「不祥事を起こした教員」が対象になっていた。
しかし、上記のような体罰を行なっている教員には十分に焦点は当てられなかった。
まずは生徒の心身に大きな「キズ」を負わせていることに気づかせる必要がある。