【No.165】
本校では風紀委員会の生徒が各クラスで週に2回程度「制服チェック」を行なっている。
何度チェックされてもなかなか直らない生徒がいたので、全体の場で少し話した。
「風紀委員会がやっている制服チェックって何で必要かわかりますか。全員が当たり前のように制服、頭髪、鞄など身だしなみが整っていればやる必要がありません。制服チェックをやろうという発想にもなりません。でも、毎年行っているのはなぜでしょうか。答えは簡単で、チェックされる人がいるからです。チェックされる人が直そうとしないのはおかしな話です。『別にこのくらいいいや。』と勝手に校則を破っていませんか。それをし始めたら何に対しても『別にこのくらいいいや。』と緩めていってしまいます。緩めグセがつくとなかなか成長ができません。人からも信頼されなくなります。直すべきところがある人は直してきましょう。」
と話した。
急に問いかけるといつも生徒は張り詰めた空気になります。
変わってくれているといいなあ。