主体的

【No.206】

 

学年末テストが終わり約2週間ぶりに部活動があった。

 

体育館で2時間ボールを蹴ることができた。

 

勤務校の中学校は部活動に全員が入ることになっている。

 

野球部やサッカー部などメジャーな競技の部活動にはその競技が嫌いで入ってくる生徒はまずいない。

 

だから、授業よりも断然指導が入りやすい。

 

授業も部活動のようにできるという人がいるが、今の自分ではその域に達することはできない。

 

サッカー部にはサッカー好きが集まるが、数学には数学好きが集まるわけではない。

 

ましてや得点が高くても別に数学が好きという人はそんなに多くない。

 

自分の中では、

部活動は部活動のやり方

授業は授業のやり方

で行なっている。

 

ただ、指導観として共通するのは

「生徒が主体的に活動する環境を整えること」

である。

 

この点では一貫している。

 

生徒をコントロールしようとし始めたらドツボにはまる。

 

これは何回も経験してきた。

 

「主体的で対話的な深い学び」

 

の「深い学び」に着目されがちであるが、「主体的」をもっと突き詰めたい。