【No.413】
今日は学校説明会の一環で、中学1年生と小学6年生が合同で授業を行った。
自分は数学のT2で入った。
まず何より嬉しかったのはT1の教員が授業の最初に「語り」をしたことだ。
授業の方針が多かったが、その中に意図や思いがあった。
自分が来たときには何か起こった後の「指導」であった。
それだとどうしても説教の色が強くなる。
初めに語ったのは大きな変化だと思う。
これから何度も語る内にもっとブラッシュアップできるだろう。
自分の昔の語りは本の中にある。
自分の今の語りは目の前の子どもにある。
振り返ってみるとこの変化に約4年かかっている。
逆に言うと、「本に書いてあることばっかり言っていても伝わらないな」とわかったことに4年もかかったということである。
この4年間に出会った生徒には特に申し訳ない。
ただ、今の自分がベストでもない。
数年後にも同じことを思っているのかなあ。