現実

【No.692】

 

今日も市民体育大会があった。

 

空き時間に話していたのは勤務について。

 

ある学校の先生は残業150時間。

80時間を超えているが「管理職と面談をしますか?」という項目にチェックを入れないと特に何も言われないらしい。

 

別の学校の先生は管理職から「80時間を超えて申請すると後々自分が色々と面倒になるから、80時間を超えないように申請するといいよ」と、言われたらしい。それに従って79.5時間とか適当に変更して申請するようである。

 

また別の学校では「自分は残業時間120時間だけど、残業時間がもっと多い人がいるから勤務状況改善なんて強くいえないよ」などと言うらしい。

 

また別の学校では、産休・辞職などで人が足らない。空きコマが週に3時間のこともあるらしい。

 

また倍率が低いことも手伝ってか、教職員の常識レベルもかなり下がっている。

 

これが現実。

 

仕事ができる人にどんどんしわ寄せがいく。

 

危機感はないのだろうか。

 

これでは教員になりたい人は増えず、負のスパイラルから抜け出せない。

 

いや、もう学校として機能しないだろう。

 

大きな一手を打ってほしい。