【No.742】
今日で教員免許状更新講習が終わった。
よっぽどのことがない限りすべて合格だろう。
失礼だが、教員免許状更新講習には全く期待をしていなかった。
大学教授もやらされ感丸出しかと思っていた。
しかし、そうではなかった。
賛否両論あるかと思うが、個人的にはどの講習も学びがあり、考えさせられるテーマだった。
5回分の講習を受けて特に考えさせられられたことは、「答えのある世界に当たり前のように浸かってしまっていること」である。
数学の授業をしていても◯×の世界で授業をしてしまっている。
強いて言えば正解のない問いを追究(大げさであるが)できているのは道徳ぐらいだろうか。
学級経営もまだまだである。
大学教授はこの正解のない問いを立てるのが上手だと感じた。
職業柄そうであるかもしれないが、そういう視点や覚えればよいことと思考する必要があるものを明確に分ける力があると感じた。
これはこれからの教育において高校生以下の教員にも必要な資質になる。
問いの立て方をもう一度学ぶ必要を感じた。
更新講習は本当によい学びになった。