【No.756】
体育大会に向けて各団が活動している。
自分たちの団に集中しているが、やはり隣の団の活動は気になるものである。
「ずるい、抜け駆けだ」
これは大なり小なり毎年あるいざこざである。
今年も例によってあった。
各団の団長を呼び、現状をありのまま伝え、どうするかを話し合わせる。
こちらから伝えたことは、
「正解はない。納得解を見つけよう。」
「勝敗も大事だが、体育大会が終わった後に何が残っているかが重要である。」
の2点である。
あとは
「話がブレないように焦点化すること」
「表情を見ながら納得しているか確認すること」
くらいである。
「納得」は個人レベルでなく、団長として団員にも納得してもらえるようにと伝える。
団長にはその責任がある。
リーダーとして育っていくために必要なのは「大きな責任感」と「ちょっとしたスキル」である。
スキルは「こうしたらいいんじゃないか」と伝えればよし。
責任感は大事に大事に引き出していく必要がある。
その違いを明確にして、指導していく。