【No.947】
堀先生が書かれた「教師が30代で身につけたいこと24」を読んでいる。
この類の本は一度ざっと読んでから特に気になったところを読むようにしている。
しかし、この本は1ページ1ページ読むのに時間がかかる。
自分と向き合いながら、同僚の姿を思い浮かべながら読んでいるからである。
というより、読まざるを得ない。
職場の様子とズレていれば「ふーん」という感じで進むであろうが、本の内容が的確で「自分は明らかにこのタイプの教員だな」とか「この内容はこの人だろうな」と常にクリティカルヒットである。
それほど、堀先生は周りを観察し、整理されているのだと思う。
人間関係は感情だけでは成り立たない。
むしろしたたかにスキルとして関係を築いていくことが重要である。
難しい人との付き合い方は特にそうである。
読書はやっぱり視野を広げてくれる。
そして、謙虚にさせてくれる。
コロナの影響ではあるが、読書できる時間があるのは嬉しいことである。