【No.1118】
担任時代は「コーチング」を意識して生徒とかかわってきた。
でも、それは学年主任がピリッとした指導をしているからそれ以上こちらがすることは必要ないと思っての判断である。
場合によっては憎まれ役をしてくれる主任に助けられることもあった。
今は学年主任である。
自分がこれまでしてきた指導だけでは学年が回らないと感じている。
担任は学年主任以上に生徒との距離が近い。
その関係をいかによいものにするかは、自分の経験からもわかるように、その担任だけの力ではなく周りのサポートが必要である。
一般的な学校ではそれが常識のように感じている。
でも、個人的にはこの在り方に引っかかるものがある。
もっと教員間が並列で、みんなで考え、よりよいものを築き上げていくことはできないだろうかと考えている。
主任・担任・副担任の枠を外し、みんなで意見を出し合い育てていく。
リーダーシップをみんなが発揮できる環境にしたい。
新たな枠組みを一からつくっていきたい。