語り

【No.1498】

 

今日は同僚の授業を観に行った。

 

生徒に「何を語ればよいのかわからない」と悩んでいた。

 

だから、自分なら何を語るのか考えながら観ていた。

 

結局その同僚は授業で語らなかった。

 

「語らなきゃ」と思って生徒の様子を観察していたが、自分の中でまとまらなかったので、語らなかったということだった。

 

うーん、もったいない。

 

後で「今なら何を語る?」と聞いてみると、よい点はかなり具体的に出てくる。

 

しかし、改善点がかなり抽象的だった。

 

普段からぼんやりとしか改善点を語れていないから、生徒もぼんやりと自分たちの活動を否定された感覚になっているのだろうと想像できる。

 

だから、雰囲気がどんどん緩まっていく。

 

自分なら何を語るのかを伝えた。

 

語りの解像度が上がったようで、喜んでおられた。

 

明日チャンスがあれば使うようである。

 

その他、いくつか語りのパターンを伝えた。

 

ポイントは、

・ありのまま

・長期的な視点

・彼らにとって「得」

である。

 

今日提供した語りの中に、自分の担当している学年でも使えそうな話題もあった。

 

チャンスを伺って伝えよう。