仕事

【No.1545】

 

子どもが生まれて半年である。

 

やっと寝返りができるようになった。

 

「声」には反応しているように見えるが、様子を観察しているとまだ「音」に反応しているレベルに過ぎない。

 

こちらの言うことも理解できていない。

 

だから、コントロールしようなんてできない。

 

抱っこをして物理的に場所を変えることはできるが、こっちおいでと手招きしても来れない。

 

でも、自分で手に取って物を動かしたり、口に入れて楽しんだりしている。

 

だから、こちらは手の届く範囲に楽しめるものを置く。

 

つまり自分で何かできる環境を整えるのである。

 

誰しもこうやって自分でできることを挑戦しながら育ってきた。

 

教室も同じだ。

 

自分(たち)でやってみる。

自分(たち)で試行錯誤する。

自分(たち)で解決する。

 

これが自然だ。

 

そんな環境を整えるのが教員の仕事である。