【No.1888】
核家族と拡大家族。
核家族化が話題になり始めたのは自分が学生のころである。
もう20年以上経つだろうか。
訳あってここ数日は両家の両親と過ごす時間が長かった。
日中だけでなく、家に泊めてもらうこともあるし、かなり長い時間一緒にいた。
当時は拡大家族の悪い面が多く話題になり、「やっぱ核家族だよね」みたいな雰囲気があった。
これは今考えるとメディアの操作だったのではないかと感じることがある。
確かに拡大家族だと気を使う場面が増えるが、拡大家族だからこそのよさもかなりある。
それをフラットに情報を集めて考える力が当時の自分にはなかった。
これは教員がブラックだと言うことも同じ構図である。
確かにブラックだなと感じる面もあるが、それを凌駕するくらい魅力のある職業でもある。
それをフラットに判断できる環境をつくる必要がある。
教員のブラックさもメディアによってかなり誇張された部分があると感じている。
少なくとも自分が仕事をしている部分ではブラックさはほとんど感じていない。
それだけ自分の仕事に価値を見出して取り組めているということだろう。
ぜひそのよさも学生には知ってほしい。