『学び合い』授業参観

【No.702】

 

今日はある学校から先生が自分の授業を参観に来てくださった。

 

『学び合い』を始めたばかりということで、ある程度実践経験のある人の授業を実際に観てみたいとのことだった。

 

「授業を観ていただき、少しでも疑問に思ったことは聞いてください。自分の意識の範疇であれば答えられますし、それ以外であれば自分の新しい学びになります。よろしくお願いします。」

 

と、初めに伝えた。

 

2コマ観ていただき、その後協議をする。

 

授業に対する質問は、

本時の目標が達成できてないであろう生徒に対してこれからどのように対応するのか

クラスによって語りが違うが何故あの語りなのか

授業中に生徒のどんなところを観ているのか

課題はどのように設定しているのか

教材研究はどのようなことをしているのか

であった。

 

どれも意識下にあるものだったので、自分の今の考え方に至るまでの経緯を含めて伝えた。

 

大半の時間は、自分の学校でこのようなことに困っているがどうするとよいかという質問に答えた。

(公開してよいの確認していないので、具体的な内容は控えます。)

 

結果として大成功ではないかと思う。

 

相手の学校に出向いて飛び込み授業をしてほしいとも言われた。

 

何より嬉しかったのは来ていただいた先生方が「自分でも明日からやれそう」と思ってもらえたことである。

 

誰でもできるのが『学び合い』の最大の特徴だと思っている。

 

丁寧に背中を押せる人が近くにいるかどうかである。

 

少しでも力になれたようで嬉しい。

 

長い付き合いにしていく。