【No.956】
教員は見た目が大事であると先輩教員に教えてもらった。
顔がかっこいいとかではなく、清潔感があるとか匂いが爽やかであるとかである。
見た目がボサボサであるだけで、嫌悪感を抱く生徒がいる。
口臭が臭いとか汗臭いとかは性別問わず嫌われる原因となる。
生徒から好かれるキャラクターの教員でも、何かのきっかけで心が離れると、そういった見た目であるが故に一気に心を閉ざされてしまう。
歳を取ると加齢臭もしてくるだろう。
まだ30歳前半とはいえ、やはり気にしていくべきである。
しかも、これは人から注意されにくい部分であると思う。
なかなか「口臭いですよ」なんて同僚に言えない。
ましてや加齢臭だと「仕方ないかあ」と諦められて、距離を取られるのがオチである。
だから、普段から気をつける癖をつけている。
匂いも石鹸やシャンプーのようなものを意識的につけるようにしている。
こういう地味な努力も人と接する職業ならたとえ子ども相手でも必要なことである。