【No.1113】
6月は4月の次に大変な月だと考えている。
4月は言うまでもなく大変である。
希望にも満ち溢れているが、縦糸横糸をいかに紡いでいくか布石の連続である。
ゴールデンウィークが明け、梅雨に入るとともに4月とは違った大変さが訪れる。
「あれ?思っていた動きじゃないなあ」
「なんだか動きが重たいなあ」
「今日は機嫌が悪いのかなあ」
などと感じ始める。
もしかすると学校に足が向かない生徒が現れることもある。
そして、大変さ故に相手をコントロールしたくなる。
でも、これが悪循環の根源である。
上手くいかないときこそ、じっくりと構える。
見た目には現れなくても「認める」「褒める」「見通しをもたせる」ことで変化を待つ。
なかなか希望の光が見えないと思いながら担任をしていたときは本当にキツかった。
今は学年主任である。
そのような立場の教員がいたら徹底的にフォロー。
正論ばかり伝えてもダメ。
一緒に悩み、もがく。
経験の差なんて微々たるもんである。
同じ方向を向くってとても大事。
これも昨年度までに学んだことである。
じっくりじっくりじっくり。