向き合う

【No.1026】

 

「中1は先生の指示を素直に聞くからいいよね」とよく言われる。

 

自分にはこの感覚がよくわからない。

 

中2でも、中3でもちゃんと話しを聞かせられる。

 

担任ではないが、授業で高校生を全学年もったことあるが落ち着いて話しを聞く。

 

むしろ、より深い話ができるようになり楽しみさえ感じる。

 

多分「中1は〜」という人はどの学年でも話しを聞かせられられないのだろう。

 

もったことのない中1に「自分はそこならできる」と希望でももっているのだろうか。

 

話しを伝えるための基本は「相手を知ること」である。

 

相手の欲している情報はまだしも、相手の心の内などは本当に読み取るのが難しい。

 

傾聴スキルは向上されるのが本当に難しいなあと思う。

 

また、時々お笑い芸人レベルの話術をもった人もいる。

 

でも、そういう人だって話しながら相手のリアクションを見定めて話す内容やリズムを調整する。

 

そういう人が一流である。

 

目の前に生徒がいる時間を過ごせる今、自分の力の無さと向き合う。