【No.1067】
「テストの結果が悪かったから」「課題を提出できていないから」などの理由をつけて補習を行う。
生徒にとってそれは「嫌な時間」として認識される。
そして、個別に指導したい場合は、自分で解決できるように考え、実行に移す。
でも、この「嫌な時間」の認識が変わってきた。
「特別に補習してもらえるなんてラッキー」と思う生徒がいる。
学習への意欲が高いが、結果を出すのが苦手な生徒に多い。
こういった状況もあり「◯◯が嫌だから△△するように仕向ける」という方法はやはり好きではない。
「何のために学校に来て学んでいるのか」を普段から問い、考えされることの方がはるかに主体的な生徒を育てるに有効である。
「罰で人を育てる」ことはない。
「育てる」のではなく、それは「調教」である。
生徒のためになるのはどっちなのかちょっと考えればわかることであると思うんだけどなあ。